どこかで見たことのある記号「Å」②

作業工程その②です。

写真は「デザイン」→「ざくざく編む」が終わったところです。完成手前です。手にワイヤーが入っているのでこんな感じで両手が動きます。が、今回は動かすのが目的ではないので、今の内に遊ばせています。

 

①で少し触れましたが、頭の輪っかにはキーリングが入っています。このリングにワイヤーを絡めてから両手に通すことで、バケツの重みで手が伸びないように補強しています。

ワイヤーはコサージュの茎部分に使用する緑のテープ付きを使っています。綿で埋めて隠すようにしていますが、金属の光が編地の隙間から見えるのを防ぐためです。これを通したところが、下の写真です。

最初はバケツの取っ手もワイヤーで引っかけようとしていたので、剥き出しになっています。頭の方に避けていましたが、どうにも編みづらいので途中で中へ押し込みました。

 

これで小細工は終了です。

後は両手の間の部分にぐるぐる胴体を編んでいきます。

ちょっとメタボにするために途中で増やしたり減らしたりして形を調節しています。増やすのは主に前面。顔の下で+3×(5~6段)、下腹で+3×(2~3段)、足の寸前で+6×(2~3段)です。股の部分で綴じ・減らし目で一気に減らすので、足の上の増やし目の分は、見かけでは分かりづらいです。また、足の付け根は内側を-2×(2~3段)で内股にします。

 

最後にミトン状の手でバケツの取っ手を掴ませて、しっかりと縫い付けます。これで完成です。

Åから取って「グスター」と名付けました。

 

完成写真はphotoに載せましたが、折角なので他の角度の写真を此処に置いておきます。写真撮影用に、バケツにはドライフラワーを入れました。 

ここまでお付き合いありがとうございました!